男はつらいよモロッコ旅情

2017年6月24日(土)

寅さんがぶらりとモロッコはカサブランカにやって来た。

いつものジャケットに太めのズボン、水色のだぼシャツにベージュの腹巻きスタイルは、

さすが海外では着ないらしい。

紺のポロシャツに緑色の短パン、黒いキャップをかぶって、

重そうなリュックを背負っている姿はとても寅さんには見えない。

唯一寅さんらしいのはスニーカーではなく鼻緒の雪駄を履いていることか。

底が厚くて布地の鼻緒が、足指が擦れず歩き易いらしい。

カサブランカの迷路、メディナを闊歩する。

タンジエのメディナと違って狭い道はないが、露店がひしめいて、歩く人の数もはんぱなく多い。

広くなった路にさしかかると高層ビルの頭が見えるので迷うこともない。

1時間ほど歩いて新市街に出た。


葛飾柴又の帝釈天を懐かしんでか、次にハツサン2世モスクを訪ねた。

モロッコ最大のモスク。大西洋に面して建てられていて、

その敷地の広さ、そのミナレツトの壮大さは帝釈天は及ぶべくもない。

全敷地に8万人、内部に2万5000人が収容可能というから

その広さがどれほどのものか写真を見なくても想像できる。

これにはさすがの寅さんも、驚き、桃の木、山椒の木。

いつもは見学できるモスクもラマダンの時期は内部に入れないらしい。

残念至極の八百屋のお七。

市街に戻り庶民の台所、中央市場を覗いたが、

時間が早い(午後4時)ためかほとんど開いていなかった。

早まったか、松の廊下で浅野の匠。

ホテルに一旦戻りシャワーを浴びてから、トラムに乗ってハイアットへ向かう。

レストランに入ると同時くらいに、さくらの子ども、そーたからライン電話がはいる。

寅さんにとっては一週間に一度の楽しみ、そーたは孫のように可愛いくて、

そーたも寅さんのことをじーちやんと呼んでいる。


そーたの妹のアンも顔を出すが、話す言葉はまだ意味不明だ。

15分もしゃべって寅さん、大機嫌。

ステーキにボトルのワインを空けちやった。

生茹での石川五右衛門、赤い顔。



おいおい、寅さん。

寅さんの相場は場末の食堂でおでんに冷酒でしよ。



てあんでえ、

そこの汚ねえした顔したおにいさん、数十年まえのお嬢さんたち、

モロッコまで来て、

それをいっちやあ、おしめいよ。





コメント

久々の投稿よ❗

なに! 俺らがウィーンからモロッコへ″ばい″に行った? 覚えてねえなぁ🙌

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