横越沢海のまち歩き

「タウンウオークかめだ」の9月例会は新潟市江南区沢海(そうみ)の

まち歩きを行いました。

9月20日(日)、連休の真っ最中、天候にも恵まれ、歩き始めました。

まずは北方文化博物館。


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ただし今回は見学せず、西口から正面玄関まで通過しただけ。

なので、興味のある方は「北方文化博物館」のホームページをご覧ください。



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今回の沢海まち歩きガイドを務めてもらうのは田村さん、

タウンウオークかめだのメンバーでもあります。




北方文化博物館の道路向かいに立っているのは、

江戸時代中期の商人たちの会所にあった椎の木、樹齢は350年。

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次に向かったのは光園寺。

沢海城下町の直線道路の突当りに建ち、その当時は

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代官所、知行所があった場所。明治2年にその跡地に光園寺が移転してきた。

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光園寺から日枝神社、大栄寺へと続く道は整備され、「しんぼるロード」と呼んでいる。

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左へ曲がると、ロード沿いに光園寺の黒板塀と竹林。

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戦国時代の創建、「下の山王社」、明治期に沢海にあった6つの神社が合祀され、

「日枝神社」と改称された。

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境内にある忠魂碑。これは「坂の上の雲」の主人公のひとり、

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陸軍大将・秋山好古が揮毫した石碑。

好古の部下に新潟出身の兵士が多かった縁で、沢海にきて揮毫したらしい。

横越の歴史研究家・神田勝郎氏は平成23年に、

『秋山好古と新潟の人びと 

ー「坂の上の雲」とその時代 』という本を上梓した。

この本を読めば好古と沢海の関係がはっきりするだろうし、

明治期の沢海の様子も分かるだろう。

時間を見つけて読んでみたいと思う。

神田氏はほかにも横越にまつわる本を4冊上梓している。




さて、次は大栄寺。寛永8年(1631)に開山。沢海城主の溝口家のお墓がある。

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大栄寺の最初の門をくぐると、立派な山門がある。


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左右に金剛力士像。

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さらに歩を進めると、本堂の前の桜が見事だ。

樹齢は100年以上。

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ここは曹洞宗の道場でもある。今でも若い僧が研修しているし、

一般参禅者にも門戸を開いている。

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参禅道場内部。

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裏手の墓所へ向かうと、そこここに曼珠沙華。別名、彼岸花。

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沢海藩主の墓所。

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墓所から阿賀野川の堤防へ向かう。越後平野はまさに秋の刈り入れ時だ。

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黄金色を背景にピンクのコスモスの花がきれいなコントラストを描いている。

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小高い堤防から阿賀野川の河川敷を眺める。

「床かため公園」は家族連れでにぎわっていた。

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遥かに彼方に見えるのは五頭連峰。この地で育った人々の原風景のような場所だ。

この河川敷に沢海城があった。お城といっても外堀もなく屋敷構えであった。

慶長15年(1610)、新発田藩主溝口秀勝の二男政一は分藩を許され、

沢海藩の初代藩主となった。

四代藩主の政有の代になり、藩の政治は極度に乱れた。

この藩主は酒色にふけり、居宅を飾りたて、乱行甚だしかった、らしい。

幕府はこのことを理由に1687年、城地没収・家名断絶の処置をとった。

こうして沢海藩はわずか四代70年余りで廃絶した。

角田夏夫という作家が「沢海城物語」を著しているので、

沢海藩の歴史小説として読めると思うが、

前述の「秋山好古と新潟の人びと」と同様、まだ読んでいない。





ガイドさんの紹介、「沢海地区にこんな所があります」

まずは阿賀野川の堤防下にある割烹「ふじ田」。

ここは鮭料理や川かにがおいしいと評判のお店。

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次に北方文化博物館の敷地内に建っているお宿「大呂菴 (だいろあん)」。

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北方文化博物館のホームページでは、

『「大呂」とは「かたつむり」のこと。八代文吉は言います

「あわてずゆっくり参りましょう」

ここはテレビもラジオもない大正時代にタイムスリップしていただく宿です。

どうぞ風の音、虫の調べ、花の香りを感じにお越しください。』

ちなみに、1泊2食の料金は15,000円です。

どちらもガイドされなければ知らなかったところでした。



田村さんのガイドで満願寺閘門(こうもん)、小阿賀樋門や

盛んだった養蚕のなごりが見れる家屋、

庚申堂、松尾芭蕉句碑などなど案内してもらいましたが、

今回は割愛させていただき、沢海まち歩きレポートを終了します。


ちょうど2時間歩いて、出発地の博物館西門広場に戻りました。

たまたま当日は博物館が主催する「でんでん祭」が開催されており、

野外ステージでは江南区各地の伝統芸能LIVEでにぎわっていました。

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「タウンウオークかめだ」の本日の参加会員のみなさん、

心地よい秋晴れの一日を楽しみましたね。



次回は早通地区のまち歩きです。ふるってご参加ください。

まだ参加・不参加の連絡をいただいていない方、

事務局・Ray次郎までメール連絡をお願いします。



記:Ray次郎

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