Death on the Nile

2017年7月24日(月)

朝、アハメツドにレンタサイクルを頼んだ。

バイクに乗ったおっちゃんがチャリを積んで宿まできた。

ここからフェリー乗り場まではかなりの距離があるので、宿からチャリに乗れるのは助かる。

対岸へ行くフェリーはひんぱんに出ている。

チャリごと乗りこんで東岸に渡る。

乗り場からナイル川に沿って北に30分ほど走るとカルナツク神殿が見えた。

駐車場に大型のバスが8台、いやな予感がする。

神殿の入り口近くの売店でも、中に入ってから近ずく物売りの子どもも、

ニイハオ、ニイハオ!チャイナ、チャイナ!の連呼。

左右に何体もひかえる石の山羊さんの座像の間を通って、すぐあの有名な大列柱の間に入る。

前後左右に中国人の団体がひしめいている。

見上げるほどの大きな柱が並ぶ様は壮観そのもの。



あの高さの柱の上から大きな石が落ちてきて、あやうく身をよけた美貌の女性。

柱のかげから突然現れたのは、この女性に自分の婚約者を奪われたミア フアーロー。

灰色の脳細胞を持つ探偵、ポアロがこの現場にいあわせた。

アガサ クリスティー原作の「Death on the Nile」を映画化した「ナイル殺人事件」の一場面だ。

40年以上も前の映画だが、カーネル サンダースのように白いスーツを着て、

カイゼルひげをたくわえ、太ったポアロはいまでも鮮明に思い出される。

題名でも分かるように、この映画はナイル川に浮かぶ豪華客船で起きる殺人事件の謎解きの話だ。

カイロのピラミッドも、ここカルナツク神殿もロケ地になっている。

クリスティーの推理小説のいつものパターンで、殺された美貌の女性(大富豪だが、高慢で嫌味な女)に、

恨みを持つ人物が大勢この船に乗りこんでいて、みんな怪しまれてもおかしくない。

「オリエント急行殺人事件」みたいに、あっといわせる犯人をポアロが突きあてる。

さらにその直後、不幸な出来事がおきて幕を閉じる。

今回の旅で思い出し、帰国した時にレンタルする映画、

「スタンド バイ ミー」、「アラビアのロレンス」に続き3本に増えた。

これから行く所によって思い出される映画は、まだ増えるだろうなあ、と思う。

コメント

コメントの投稿