『かもめ食堂』をご存知ですか?

2017年8月10日(木)

ヘルシンキにある『かもめ食堂』をご存知ですか?

2006年、群ようこの同名の小説を映画化したもので、

小林聡美、片桐はいり、もたいまさこが出演。

渋いが実力のある俳優三人がヘルシンキにある『かもめ食堂』を舞台に、

ゆっくりゆったりとした交流を繰り広げるドラマだ。

日本を出る前にビデオをレンタルして観た。

かもめ食堂を営むのはサチエ(主演の小林聡美)、どうしてヘルシンキに来て食堂を始めたのか、

過去のいきさつは語られないが、芯の強い日本人女性である。

ミドリ(片桐はいり)とはアカデミア書店の二階にあるカフェで知り合う。

ミドリはある理由から、世界地図を広げて目をつむり、

指差した場所がフィンランドだったのでヘルシンキにやって来た。

サチエはここでミドリから『ガツチヤマンの歌』の歌詞を教えてもらい、

それが縁でミドリは食堂を手伝うことになった。

ある日、旅行者のマサコ(もたいまさこ)がマリメッコというブランドのはでな服を身に着けて、

ぶらりと食堂にやって来た。

彼女は両親の介護を終え、フィンランドを旅行しているが、

空港で荷物が紛失してしまいヘルシンキで足止めを食っている。

マサコが注文したおにぎりを食べるシーン、これが美味しそうに見えて、実にいい。



映画の話はこれくらいにして、今日はそのかもめ食堂に夕食を食べに行く。

食堂は映画が撮影された場所にある。白と青の壁やテーブルなど雰囲気は変わっていなかったが、

内装はずいぶん変わっていた。

映画では、店のドアを開けて入ると正面にサチエがキッチンで料理をしているのが見えていたが、

今は調理室は引っ込でいて店からは見えない。

客のほとんどは日本人、そしてガイド本を横においている。

Ray次郎が注文してのは、サーモンのタルタル、

揚げ出し豆腐(衣で揚げていない鰹節がかかっただけの豆腐)、

味噌汁とおにぎり。生ビールと松竹梅の冷や酒。

北欧での日本食だから仕方ないが、味はどれもいまいち。

マサコが美味しそうに食べた皿にのった3個のおにぎりは、

サチエが温ったかくてモチモチ感あふれたお米を握ったものだったが、

出されたおにぎりは皿に1個だけで、期待した食感はなかった。

夜8時、中年のあばさん4人組が店に入って来たが、オーダーストップで入店を断られた。

ここらが潮時、食堂を後にし、歩いて40分かけてホステルに戻った。



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