トラムを駆使してヘルシンキのまち歩き

2017年8月11日(金)

日本ではどうやらお盆休みに入るらしい。

日本を離れて4ヵ月半、もうすっかり浦島太郎になっている。

お盆と言えば、墓参り、クーラーをきかせた部屋で、

昼から缶ビールを飲みながら高校野球を観戦する。

そう言えば、新潟では日本文理が県代表になって甲子園に出場することも、

12日に鳴門渦潮高校と初戦を戦うことも、昨日ニュースを見て知った。

定番の行事は、今年はお預けにして、長袖を着なければ少し肌寒いヘルシンキの町を散歩しよう。

町を歩くにしてもトラムを利用するのが便利だ。

路線も多く、環状線だったり往復を繰り返すトラムなので、

間違って乗っても安心していられる。

トラムのシングルチケットは400円、3日間有効なパスは2400円。

6回乗れば元を取れるので3日券を買った。(実際今日だけで元は取れた)

トラムパスを車内にあるカードリーダーにかざすと緑のランプが点灯し、

開始時刻がカードに記録され。その時点から有効になる。

他の都市では乗るたびにパスをカードリーダーにかざしていたが、

ここでは持っているだけで良い。

そもそも降車する際のチェックがないので、いつでもどこでも乗り降り自由。

なので無賃乗車は簡単にできてしまう。

しかし、ガイド本には

「トラムにもバスにもときどき検札係が乗ってくる。検札係は4人グループで前後のドアから挟みうちで来る。その時有効な切符を持っていないと、逃げ場もなく罰金10000円+運賃を支払わされる。」

乗客の性善説を取っているようだが、歯止めはしっかりかけている。

正午にホステルを出て近くの停留所からトラムに乗った。

まず中央駅の隣にあるシティーターミナルへ行く。

5日後にヘルシンキからフランクフルトに飛ぶ便は7時30発、

シティーターミナルから空港までのバスの所要時間は30分。

逆算すると、ターミナルからは午前5時頃の空港行きのバスに乗らなければならない。

時刻表を見たら、始発は5:00、次の便は5:30だ。

トラムの始発が5:00なので当日の起床は4:30と決め、空港には6:00に着く予定にした。

朝食はバナナ1本、パン1切れ、コーヒー2杯だっので昼飯はがっつり食べよう。

ガイド本に載っていた日本食堂へトラムに乗って向かう。

食堂『蓮』はかもめ食堂のすぐ近くにあり、日本人夫婦が経営している。

豚のしようが焼きとご飯と味噌汁を頼んだ。さすが日本人が調理しただけあって、日本の味だ。

料金は2200円。高いとは思うが、

自動販売機で買うコーラが400円もする北欧では妥当な料金なのだろう。

腹ごしらえがすんでまち歩き。

中央駅に戻り、映画『かもめ食堂』でサチエとミドリが出逢うシーンで撮影されたカフェへ行く。

1階はアカデミア書店、その2階にも本が並んでいるが、カフェのコーナーもある。

このテーブルに座って「ガツチヤマン」の歌の歌詞を教えてもらったのか。

マサコが着ていたブランド、マリメッコの店も近くにあった。

歩いて5分のところにあるヘルシンキ大聖堂。前には石畳の広場、

大勢の観光客が白亜の大聖堂の写真を撮っていた。

またトラムに乗って、テンペリアウキオ教会へ行く。別名はロックチャーチ。

外観は岩山、中に入ると岩山をすっぽりとくりぬいた広い教会になっている。

室内はまるで宇宙船のようだ。天井の中心は丸い木で作られていて、

その外周はガラス窓になっている。

そこから日の光がふりそそいで、壁になっている岩肌と教会内を照らし出している。

かすかにBGMが流れて、荘厳な雰囲気だ。

さすがに中国人の団体客もここではおしゃべりを控えていた。

午後6時、トラムを乗りついでホステルのふたつ先にある停留所まで行き、

スーパーでマカロニグラタンとビールを買った。

レンジで温めたグラタンと冷たいビールが今夜の夕食だ。

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