Wじいのまち歩き

2017年9月11日(月)

ウイーン4日目、最後の日。

女性陣3名はベートーヴェンの小道を歩きたいということで別行動をとり、

グランパとRay次郎はウイーンまち歩きに出かける。

ふたりとも孫がいる立派な爺さん同志、「Wじいのまち歩き」とあいなった。

U1の地下鉄に乗って2駅、シュテフャンスプラッツ駅で降り、

シュテファン寺院を眺める。

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シュテファン寺院から王宮まではぶらぶらと歩く。

昨日訪ねたシェーンブルン宮殿がハプスブルグ家の夏の離宮だったのに対し、

こちらは住まいとしての王宮だ。

また同じように王宮内部の写真は一切禁止のため、瞼に焼き付けるしかないが、


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宝飾品から調度品、衣装、絵画にいたるまで

あまりに多いので瞼に焼き付けするには限界がある。

シェーンブルン宮殿ではシシーとヨーゼフ1世の物語のようなものを感じ取れたが、

ここではそんなものを感じることもなく、ただただその豪華さに感心するだけだった。


王宮横てにある庭園に建つモーツァルト像。


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トラムを乗り継いで、モーツァルトの墓があるという墓地を目指す。

雨が降り出した。傘をさしスマホのナビを見ながら歩くのはきつい。


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墓地の門を抜けると、先は一本道。

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観光客らしい姿は見えず、寂しい限りだ。

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モーツァルトの墓はきっと古色蒼然としたたたずまいなのだろうと

想像していたが、意外にも若い女性が好むようなきれいな墓だった。

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墓碑には以下の説明が書いてあった。

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1791年に亡くなったモーツァルトの墓は、こんもりと土を盛った上に

木製の十字架を建てただけの簡素なものだった。

なので、しばらくするとどれがモーツァルトの墓なのか分からなくなってしまった。

生前あれだけ天才音楽家と知られる存在であったのに、

溺愛していた父も、妻のコンスタンツェも粗末な墓しか用意できなかったとは、、、、。

まあそれはともかく、そんな訳でこの地に代理の墓碑を建てることになった云々、




あの大観覧車に乗るために、ホテル近くの地下鉄駅前のプラッター公園へ行く。

「あの」とは「第3の男」のあのである。

第3の男3

映画は1949年製作で、第二次世界大戦直後のウィーンを舞台にしている。

監督:キャロル・リード、主演:オーソン・ウエルズ、

テーマ曲:アントン・カラスのチター演奏。



6月29日、エジプトで書いたブログ「アラビアのロレンス現る」の記事の中で、

Ray次郎の「映画マイベストテン」を挙げた。

「第3の男」は「アラビアのロレンス」、「ドクトル・ジバゴ」についで第3位だ。

白黒映画だったが、かえってそれが終戦直後の暗闇の部分を

表現するにはふさわしかったように思う。





アメリカから友人ハリー(オーソン・ウエルズ)を訪ねてウイーンにやってきた、

売れない西部劇作家ホリー(ジョセフ・コットン)は、

ハリーの下宿に着くと、門衛に彼が前日交通事故で亡くなったことを知らされる。

亡くなったはずのハリーは、交通事故に立ち会っていた「第3の男」として

ホリーの前に現れる。

(物陰に隠れていたハリーが車の照明で顔をパッと露わにする場面は印象的で、

ポスターにも使用されている)

そして二人が再会する場所が、プラッター公園の大観覧車だ。

第3の男1

ハリーの愛人・アンナや、ハリーの犯罪を追うイギリス軍の少佐が絡んで、

物語は進んでいくが、その筋はこれから映画を観る人のために省略するとして、

最後の場面は、これだ。


第3の男2

バックにはまたアントン・カラスのもの悲しげなチター演奏が流れ、

「第3の男」は印象的な The End を迎える。




ハリーとホリーの代わりに、72年後の今日はグランパとRay次郎が大観覧車に乗った。

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映画の撮影時と同じ箱のはずだが、雰囲気が全然違う。

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チャーターすれば、こんな設定のバーにも乗れるようだ。

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ゆっくり回転して上り、最頂上部まで7,8分。

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小雨のそぼ降る霞の中に、シュテファン寺院の塔と屋根が見えた。

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夕闇も迫るころホテルを5人で出て、繁華街のレストランへ向かう。

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グランパが「るるぶ」で見つけたお勧めの老舗レストランだ。

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これまたグランパが「るるぶ」お勧めの料理をオーダーする。


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料理をいただいた後は2組に分かれ、

Yuさん、Shinaさん、グランパはコンサートを聴きに楽友協会の大ホールへ、

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AkiさんとRay次郎はホテルへ戻った。


コメント

コメント グランパより 9月11日 ウイーン市内観光 歩数23,029

Rayのブログでは”Wじいのまち歩き”と的確な明記

”シュテファン寺院”ビザンチンモザイク的な急こう配の屋根を見上げ・・・
※参考:この屋根をよく見ると、舌のような、魚のうろこのような形が無数に見られます。1枚がかなり細長い物でそれが1枚1枚丹念に取り付けられています。
1枚が2.5kgもあり、大聖堂の南側、北側と全部で23万枚も使われているんですね。
しかもこの屋根の角度は80度です。

”ホーフブルグ(王宮)”ヨーゼフ1世と皇妃エリーザベトゆかりの展示が豊富にある「皇帝の部屋」と「シシィ博物館」を鑑賞し・・・

”モーツァルト像”(王宮横てにある庭園に建つ)
”モーツァルトのお墓”(トラムを乗り継ぎ雨の中を1時間くらい歩き探す)
”モーツアルト管弦団のコンサート”(楽友協会20時)

モーツアルトづくし、ハプスブルク家の繁栄、ウイーン美術館を堪能。

夕方17時ころ、
宿近くのプラッター公園内にある、映画「第3の男」の大観覧車に乗り、観覧!

夕食後、20時開演の楽友協会の大ホールへ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られる演奏会場での空気を感じながらの2時間の演奏....
グランパ眠気もささず堪能!

グランパより、9月11日 旅の報告

旅の状況をグランパのマリアテルジアに”Skype”で報告、

モーツアルトづくし、ハプスブルク家の繁栄、ウイーンの美術館を堪能・・・

ベルヴェデーレ宮殿の世界最大のクリムト・コレクション”クリムトの食べすぎ、・・・

ウイーンの楽友協会での、モーツアルト管弦楽団の生演奏会へ、・・・

反応は ”憎たらしい!・・・ 旅の達人と一緒でよかったね!・・・ でした。

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