回顧・ビエドマまち歩き

2017年5月22日(月)

ビエドマの人口は5万人弱と少ないがリオネグロ州の州都になっている。

大西洋からはネグロ川を30kmさかのぼった地点に位置している。

目的地の一つ、首都ブエノスアイレスとは南へ960km離れた地点にある。



午後1時、ビエドマでのまち歩きを開始。

ホステルを出るとすぐカジノがあったが、まだオープンしていない。


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町中の教会は小さい町にふさわしくこじんまりとしていた。

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町の北側を流れるネグロ川。

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川の下流に橋が見える。あそこまで歩いて行き対岸へ渡ろう。

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ネグロ川は州境になっており、

対岸はブエノスアイレス州のカルメン・デ・パタゴネスという町になる。


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Viedmaのモニュメントで記念写真を撮る親子。


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冬に向かって木々は葉っぱを落とし始めていた。

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ネグロ川にかかる鉄橋を渡り、市街が見渡せる丘の上に立った。

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ネグロ川が満々の水を湛え、ビエドマのセントロを囲んでいる様子は、

中欧の古都を思わせる。


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狭い町なので、すぐの郊外は広々とした林になっている。

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丘を降りて市街を歩く。

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田園調布かと見まちがえる豪邸があるかと思えば、

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トタン板とレンガ造りの貧しそうな家もある。

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世界中に貧富の差はあるものだ。




豪邸の並ぶ通りに大きなスポーツクラブ。

サッカー場、ラグビー場、テニスコートが完備されていた。



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久しぶりにテニス競技を見学した。





4時半にホステル近くのスーパーに来たが、まだ開いていない。

開店は午後5時から。

鮭缶と生ハムとサラダ、それに缶ビールを買って、午後6時にホテルに戻った。

今日は5時間のまち歩き。

回顧・トレン・パタゴニコ

2017年5月21日(日)

バリローチェは雨。チェックアウト後はホテルの食堂で読書。

山崎豊子「大地の子 巻4」を読破した。


午後2時、遅めの昼食をとり、

雨は上がったが、歩いていくには1時間半もかかる駅へタクシーで向かう。

予約した個室寝台のチケットの料金は、日本円で11,000円とかなり高い。

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夕方5時、トレン パタゴニコ(パタゴニア鉄道)の夜行寝台列車、

鉄道ファンに愛され続けてきた「オールド・パタゴニア急行」がホームに入って来た。

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個室寝台車1両、

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2段ベッド寝台車、普通車両、食堂車がおのおの1両づつ、

それに貨車2両が連結しているデイーゼル機関車だ。



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アンデス山脈と湖に囲まれたリゾート地バリローチェから大西洋側にあるビエドマまで、

100年近い歴史をもつ蒸気機関車が荒涼とした山岳地帯を軽快に駆け抜ける。

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車掌に指定された夜9時に食堂車へ行き、テーブルに座ると、

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まず前菜のハムと野菜サラダがでてきた。

アルゼンチン産の赤ワインを飲みながらいただく。

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それだけでお腹がいっぱいになってきたが、

メインディッシュは牛のステーキとたっぷりのマッシュドポテトがお皿にてんこ盛り。

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話し相手はいなかったが、時間をかけてワインをゆっくりと楽しんだ。

1時間かけてトレン・パタゴニコ レストランで夕食を済ますと、もう午後の10時。

そのまま寝台車に戻り、床下から聞こえる単調な子守歌を聴きながら爆睡した。


2017年5月22日(月)

朝は6時に目が覚めた。

洗面台は部屋の中にあるが、

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トイレは別。ガタゴトと枕木を渡る音が聞こえ、風も便器の下から吹いてくる。

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アンデス山脈の山影はもう見えなくなり、

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目の前に広がるほの暗い大草原パンパに朝日がさし始めた。


走り始めから山岳地帯で夕食を済ませるまではかなりのスピードが出ていたが、

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一夜あけて平原に入ってからは極端にスピードが落ち、今は20~30キロくらいだ。

山の固い地盤から平原の柔らかい地盤に変わったからだろうか?



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線路脇にポツンと建つ農家を通り過ごす。

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廃列車も平原にポツンと取り残されていた。

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出発してから19時間後、

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ビエドマの小さな駅に到着したのは、

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ちょうど正午ころだった。



回顧・オットー山

2017年5月20日(土)

今日も快晴、山に登ろう。

バスで市内から西へ5km行ったところにある乗り場まで行き、

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ゴンドラでオットー山に向かった。

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標高は1405m。

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眼下にウアピ湖を望める。

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山に中腹には民家もあるが、別荘や貸しロッジも見受けられた。

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頂上にたどり着くと、ウアピ国立公園を形成する山々が姿を現し、

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二つ山の頂上が教会の尖塔のように見える山が見えた。

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それがこの山の名前の由来になった「カテドラル山」(標高は南峰2388m、北峰2140m)




目を湖側に向けるとバリローチェの市内と、

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市内に面する東側のウアピ湖。

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西側の湖は小さな島々が連なり、遥か彼方に山々がかすんで見えた。

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バスで市内まで戻り、セントロ・シビコにたむろする記念写真屋と交渉、

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セント・バーナード犬と握手させてもらった。

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回顧・アルゼンチン @ バリローチェ

2017年5月17日(水)

チリからバスでアルゼンチンへ入国しました。

山越えで雪、パタゴニアに近くなったせいでしょうか?

バリローチェ(正式にはサン.カルロス.デ.バリローチェ)は湖畔のリゾート地です。


スキーシーズンは一月先なので町はのんびりした感じ。

ここでは3泊の予定です。朝晩は冷え込んで10度以下。とにかく寒い。

明日はまち歩き。のんびりとぶらぶらしましょう。


回顧:

チリ・オソルノからバスに乗り約300キロ西にあるアルゼンチンのバリローチェへ。

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チリ出国の手続きは簡単に済んだ。

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国境線は目の前にある。

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アルゼンチンの入国管理事務所前でバスを降り、

入国の手続きも簡単だった。

ボリビアからチリ入国まで4時間かかったのに比べると、非常にスムースだ。


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アルゼンチンの山岳地帯を走ると、急に寒くなって山は雪模様。

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山を降り始めると天候は回復し、青空が広がってきた。

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ナウエル・ウアビ湖畔にある人口11万人のリゾート地、バリローチェには夕方到着した。

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2017年5月18日(木)

バリローチェの天気をネットで調べたら0度と出た。

すると朝晩は氷点下か?

空も曇天、風も冷たく吹き荒れていて、とても山へトレッキングという気分になれない。

ホテルのwifiが突然繋がらなくなり、町へ出てフリーwifiの茶店をはしごして過ごす。

動きまわろうが、本を読もうが、昼寝しようが、独り旅なので全く自由。




2017年5月19日(金)

昨日とはうって変わって晴天の空。

しかしここはもう氷河湖があり、雪を戴く2~3000メートル級の

アンデス山脈に囲まれたパタゴニア地方の北の端に属するので、寒い。

町の中心にあるセントロ・シビコまではホステルから歩いても10分ほどだ。

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「南米のスイス」と呼ばれるだけあって、石積みの建物はスイスを思い起こさせる。


そして「アルプスの少女ハイジ」に出てくるセント・バーナード犬もスイスそのもの。

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広場には観光客目当ての写真屋がいっぱい犬を連れて待ち構えていた。

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広場の石造りの門を抜けミトレ大通りを歩く。

スキーができるハイシーズンを1か月ほど前にして、通りを歩く観光客はまばらだった。

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バリローチェ名物のチョコレート店、スキー用具やウエアーの店、レストラン、

土産物店が軒を連ねていた。


左手に見える尖塔がミトレ通りにあるカテドラル、

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カテドラルがはるかに見渡せる湖畔に着くまで1時間はかかった。



さらに歩き、バリローチェ駅に着いた。

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駅構内にある切符売り場で明後日の寝台列車の予約をした。

列車の便数が少ないのか、利用客がいないのか構内はひっそりとしていた。

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寝台車の予約ができたので安心して町に戻る。

ウアピ湖を眺めながら歩く。

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午後一に歩き始めたセントロ・シビコに戻った。

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広場の一角にパタゴニア博物館があったので入る。

バリローチェを取り囲む雄大な自然はナウエル・ウアピ国立公園に指定されていて、

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この博物館では先住民の歴史や、そこに生息する動物たちについて知ることができる。


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博物館を出て広場前の湖を見ると、薄闇が覆っていた。

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町中のスーパーで買い出しをし、広場に戻った時にはすっかり夜になっていた。

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ホステルは若い人たちでいっぱいだ。

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スキーシーズンではないので、ここを拠点にして近郊の自然を楽しむか、

さらに南に下って南極圏に近い南部パタゴニアへ向かうか、

いずれかの若者たちだろう。

それにしても東洋人はRay次郎だけで、チャイニーズもコーリアンもいなかった。

ひとりわびしく夕食を済ませた。



回顧・オソルノ

2017年5月16日(火)

テムコからオソルノという町へ3時間半かけてバスで移動する。

予約した民宿は町外れの住宅街にあり、歩いて行ける範囲にはレストランも市場もない。

今日は朝から雨で気温もかなり低く、とても外へ出かける気分にはなれない。

おばあちゃんがオーナーの民宿は4部屋ほどしかない。

薪ストーブで暖房された食堂で、

ビジネス客と思われる3人とおばちゃんが作った夕食をとった。

チェックインしてからどこへも出かけることなく、部屋で本を読んで過ごした。

ここで2泊する予定で来たが、1泊だけすることにした。

明日はチリからアルゼンチンへ陸路で国境を越え、バリローチェの町へ向かう。