ライプツヒでバッハに会う

2017年9月4日(月)

ベルリンからライプツヒまでは1時間ほどの鉄道旅。

ライプツヒ駅はヨーロッパ最大と言われるだけあってだだっ広い。

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どこを写真に撮ってもこの広さは写しきれない。

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駅にあるインフォメーションセンターで市内マップをもらい、

2日間有効の観光パスを購入した。

ヨーロッパではこの観光パスで移動するのが楽だ。


ホテルにチェックインした後、近くのカフェで昼食をとる。

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ホテルに来るときはトラムを利用したが、ホテルから市内歩きへ出かける時は、

Sバーン(近郊電車)に乗っていきたいというグランパの希望で、

Sバーンの駅を目指す。

駅までの道順を地元の人に聞くグランパK。


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Ray次郎はあえて前面に出ず、後方でグランパの様子を眺めることにしている。

グランパの旅の楽しみは、パックツアーのガイドの後をついて歩くことではなく、

自らの力と度胸で歩くことなので、その楽しみを邪魔してはいけない。

ときどき間違えそうになるが、間違えたところでそれが旅の思い出になるので、

それはそれで良いのだ。だまって見ていよう。

「はじめてのお使いグランパK版」のTV番組を見る、さらに2世代上のグランパRayの気分だ。



おそらくトラムで向かえば15分ほどでライプツヒ中央駅に着いたはずだが、

Sバーンの駅探しで時間を費やし、

さらにSバーンは近郊電車なので30分も電車待ちがあったので、

ホテルを出てから中央駅に着くまで1時間はかかった。


駅からは歩いてニコライ協会に向かう。


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この教会で行われた反体制派の集会が1989年のベルリンの壁崩壊へとつながった、

ということをあとで知った。


バッハゆかりの教会、聖トーマス教会。

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バッハが音楽監督を長年にわたり務めた教会で、

バッハは祭壇の前に眠っているという。

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教会内部の最前方に祭壇、最後部の上階には立派なパイプオルガンがあり、


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たまたまだろうか、演奏が始まった。


バッハゆかりの教会なので、彼が作曲したミサ曲であることは間違いない。

荘厳な音楽を教会内で聴くという経験は初めてだった。

ベルリンで欧州クラブ集合

2017年9月3日(日)

欧州クラブは総勢5名。まだ1名合流していない。

アムステルダムで合流したクラブの面々は、今日はベルリンに向かう。

オランダからドイツの風景に変わる車窓。

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脱原発を目指すドイツでは風力発電が盛んのようで、

車窓からは現代の風車がゆっくりと羽根を回している。

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ベルリンのホテルに到着した。

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ここで欧州クラブの最後のひとり、グランパKが4人を待っていた。

グランパKは3日前の8月31日(木)の夜に成田からフランクフルトに到着し、そこで1泊。

一昨日2日(金)は日本人ガイドと一緒にフランクフルト市内見物をした。

昨日はひとりでフランクフルト中央駅から高速鉄道に乗り、ベルリンに着き、

一足先に念願だったペルガモン博物館を心ゆくまで見学した。

ベルリンの1日パスを購入し、タクシーを使わずにすべてトラムと地下鉄を使って移動した。

知っている英語の単語をしゃべり、あとはジェスチャー。

最後は度胸と笑顔で場所を聞きながら市内を歩きまわった。

ただし、事前の下調べがすごい。

ネットを駆使してベルリンの交通網を把握し、ホテルから見学場所まで

現地に着く前から頭に入っていた。

Ray次郎はパックツアーしか経験のないグランパがひとりで鉄道に乗り、

ひとりで市内見物をできるか大層心配していたが、杞憂だったようだ。


ホテルを出ると、さっそくグランパのガイドぶりが発揮された。


ホテルからSバーンの駅まで行き、電車に乗り1駅、

そこで乗り換えて何番のバスに乗れば、ブランデンブルグ門の前に到着する。

すべてグランパの案内で、あとの4人はついていくだけだ。

ツアーガイドの小さい旗をグランパに持たせてあげたい。

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この像はナポレオンが略奪しフランスに持ち帰ったが、

フランス革命の後にブランデンブルク門の上に戻された。

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門から歩いてすぐ、ベルリン大聖堂と、

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連邦議事堂。


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小雨の中、「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑と情報センター」

というばかに長ったらしい名前の場所へ向かう。

この場所もグランパガイドが案内する。

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棺桶を連想させる不揃いの長方形の石が何百と並んでいる。

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中に足を踏み入れると石柱はだんだんと高くなり、

小人が立体的な碁盤の目に紛れ込んだような錯覚を起こす。

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情報センターは入場無料で、内部の資料も充実している。

ドイツ人が虐殺したユダヤ人の歴史を、ドイツ人みずからが公開する。


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中国、アジアを侵略し、おそらく地元の民間人を虐殺したと思われる、

どこかの国はその資料を一切公開せず、事実も認めようとしない。

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この国の政府の向き合い方とかの国の違いはなぜだろうかと考えさせられる。

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集合写真の中のこの人はどこの収容所でいつ亡くなったとか、

この人は生き永らえたとか、細かくユダヤ人の個人の歴史をたどっている。

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床にはユダヤ人の書簡が映し出されていた。

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ホテルへ戻るSバーンの乗り入れ駅の駅前広場。

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近くのレストランに入り、欧州クラブ全員がそろったところで乾杯。

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ポークの薄切カツレツ、ドイツ名物のシュニッツェルとソーセージをシェアして、

飲んだドイツビールは最高においしかった。


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チャリでアムステルダムをまち歩き

2017年9月2日(土)

アムステルダムの2日目は土曜日にあたり、

正午(日本時間では土曜夜7時)に孫たちとライン電話をする日だ。

女性3人とは別行動にさせてもらい、ひとりでチャリを借りてまち歩きをする。

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レンタサイクルショップでパスポートを保証に取られ、10ユーロで1dayパックを借りる。

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アムステルダムは運河が縦横に走っているので、

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ナビを見ながら、3本運河を渡って右折し、さらに2本運河を渡るという風に

運河をたよりにチャリを走らせると目的地に着く。

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アムステルダム国立美術館前の運河。

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同じ橋から美術館を撮る。

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美術館内をずんずん進むと、

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一番有名なレンブラントの「夜警」があった。

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続いてフェルメールの「牛乳を注ぐ女」

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最後はゴッホの自画像。

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孫たちとの電話の時間があるので、早々に美術館をあとにした。

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レンタサイクルショップのお兄ちゃんから、1日に自転車の盗難が50件以上あるので、

必ずキーを2つかけること、所定の場所以外では警察が強制撤去するので、

停車する時は決められた場所で、などと注意を受けた。


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運河を目印にボートハウスを目指す。

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帰り道でビールを買い、ボートハウスに戻り、Akiさんが持ってきてくれた「どん兵衛」で昼食をとる。

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孫たちとライン電話を終え、また午後のまち歩きを始める。

Rhoホテル近くのダム広場には王宮と、

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戦没者慰霊塔が建っている。

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広場角にあるマダム・タッソーの蝋人形館。

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アムステルダムで有名な「飾り窓」地区は広場から運河を2つ渡った先にあり、

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その小路は狭く、距離は100メートルもない。

ガラス張りのショーウインドーから若い女性が手招きしたが、

写真撮影禁止のボードがウインドーの上に掲示されていたので、

下の写真はネットから借用させてもらった。

まさにこんな風でした。

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近くにはこんなお店や、

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ストリップ劇場がある。

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運河沿いにあるアンネ・フランクの隠れや。

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狭い家で多分入場制限しているだろうから、ここは眺めるだけでパスした。

すぐ近くにはきれいな教会が建っているが、

アンネ・フランクの小さな窓からは見えなかったと思う。

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まち歩きの最後は市場巡りをしよう。

まず花市場、運河沿いに並ぶ花屋は数十店舗。

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観光客はそぞろ歩きをし、現地の人は花や種を買ったりしている。

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花市場のあとは切手市場。

これがなかなか見つからない。

見つからないはずだ。通りの歩道に小さいバンを停め、

切手帳をひろげている老人がひとりだけ。

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聞くと、午前中は5~6台店を開いていたが、午後からはこの人だけになったらしい。

買う気はなかったが、声をかけた手前、日本の切手はあるか聞いてみた。

韓国や中国の切手はあったが、幸い日本の切手はなかった。

残念そうな顔をして老人と別れた。

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市場巡りの最後はのみ市。運河と直行する通りで50メートルほどの長さ。


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ガラクタの類が並んでいて、こんなものを買っていく人がいるのだろうかいぶかしい。

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レンタサイクルを返す時間は6時までだ。

5時にはショップに戻り、近くのスーパーの場所を聞いた。

走れば5分ほどなので、そのままチャリを走らせスーパーで買い物をすませてから

ショップに自転車を返した。


夕食も別にとることにしてあったので、ボート内の食堂でひとりビールを飲んだ。


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ボートハウスのオーナーが声をかけてきた。

昨日のチェックインの時も「いらっしゃい!」とか大声で日本語をしゃべっていたオーナー。

「お寿司、いちばん!」と今回も日本語。

彼は柔道、合気道、剣道を習っていて、日本通なのだ。

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来年の冬にはボートハウスを休業し、北海道旅行に行くという。

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名前はエミル ヤンセ。Ray次郎の旅の名刺を渡し、彼のアドレスも控えさせてもらった。

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時間と金があったら北海道を案内すると約束したが、はたして実現するかどうか?



アムステルダムでふたりと合流

2017年9月1日(金)

パリからアムステルダムまではTGVという高速列車で移動する。

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人気の路線なので1stクラスの座席指定を取ってある。

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3時間あまりの列車旅だが、正午を過ぎるとランチが無料で提供される。

飛行機に乗ってる気分で、鮭をいただく。

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こちらのビジネスマンはお疲れらしく、ランチも食べずに軽いいびきをかいてお昼寝タイム。

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フランスの国境を超え、オランダに入った。

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まずはRhoホテルにチェックインした。

ここは3名の女性用でシングル1室、ツイン1室を予約してある。

なぜかと言えば、今日は成田から女性二人がアムステルダムに飛んきて、合流するからだ。

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YUさんと2時間ほどホテルで待っていると、AkiさんとShinaさんの二人がRhoホテルに到着した。

長い飛行機の旅でお疲れの様子、近くの中華レストランで軽く夕食をとって別れた。

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Ray次郎のホテルは海沿いにあるドッグの中のボートキャビンだ。

Rhoホテルからは市内の目抜き通りを20分歩き、中央駅に突き当たると

そこから右折し海沿いを歩くこと20分で着く。

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停泊している3艘のうちの「VITA NOVA」

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キャビンの船室は狭く、寝台車のそれに似たベッドがあり、

あとは人ひとりが立っているスペースしかない。もちろんトイレとシャワーは共用だ。

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デッキに上がり、夜景を楽しんだあとご就寝。

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Yの悲劇

2017年8月31日(木)

地下鉄の乗り換え駅でRay次郎とYUさんはアンサンブルの演奏に聞きほれ、

写真を撮り、ビデオも撮った。

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YUさんはけなげにもお礼としてコインを楽器ケースに入れてあげた。

そして地下鉄に乗り換え、サン・ジェルマン市場の近くのODEON駅で下車した。

通りに出てYUさんスマホを取り出そうとバッグを探るが、、、、、、ない!!!

あちこち探してみたが、ない!!

きっと、そうだ!あの時だと、YUさん。

コインを楽器ケースに入れた時、アラブ系の女性がぶつかってきて、

「ソーリー」と言って小走りに去った。

あの時、肩にかけていたバッグからスマホをすられたに違いない。

いつもバッグはチャックしていたが、あの時はコインを財布から取り出した後で、

チャックするのを忘れていた。


パリ最終日でスマホをすられるという悲惨な事件が起きてしまいました。



YUさんとLINEやFacebookでつながっていて、本ブログも愛読されている友達の方々、

そんな訳でYUさんは8月31日以降スマホを持っていません。

NTTに連絡し回線はストップ、

身内にもRay次郎のスマホから国際電話して知らせてありますので、

その点はご安心ください。